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リアル10DANCE舞踏会参戦

日記 2017.09.17 Sunday PSJ

9月16日土曜日。ファーストプレイス東京でダンスマガジンAUDREY主催の『リアル10DANCE舞踏会』に参戦してきました。告知後即日150席完売。追加募集30席もすぐ埋まってしまったと聞いて、とんでもない所で僕は踊るんじゃないかと不安と武者震いが襲ってきた。完売??ダンスイベントで即日完売って聞いたことないもの。来場者は?「当然漫画のファンの皆さんです。」主催者は言う。


ボールルームダンス漫画が巷で話題になっています。「ボールルームへようこそ」の作者は僕がいた武蔵野美術大学のダンス部の出身で、「背すじをピン!と」では僕もステップ制作者として名前を掲載いただいたこともあります。そんな中、「10DANCE」という作品の存在をSNSで知りました。ダンスがらみの作品は手に取るのが習慣だったにも関わらず、これがBLだと知ると手が伸びない自分がいました。BLとの出会いはトークイベントでもお話しましたが、小学校の時の聖闘士○矢だったりキャプ○ン翼だったり。自分はもしかしてそっちの属性の人間なんじゃないかと不安になりつつも、今思えばそれは一時期のことだったようです。ちゃんと奥さん(パートナー)を愛しています。

長い時間が免疫を構成してしまっていたのか10DANCEを読むのが怖かったんですね。しかし作品の監修をしている友人の藍ちゃんがある日西尾君経由で僕に未開封の1巻2巻を送りつけてきた。とにかく読んでみんしゃいという意味だろうと、恐る恐る寝床でページをめくると一気に2冊終わってしまいました。

僕の想像していたガチガチの絡み表現はなかった。なんか、どっちかと言うとプロ競技の世界背景を正確に緻密に描写している。何よりもデッサンがキレイ。僕も美大生の端くれでしたし、人体はそこそこ描いてきたので筋肉のラインや骨の位置がおかしい漫画は手に取らない癖がついてるのだけど、なんというか、これ読んだらダンス上手くなるんじゃないかと思う。麗人に掲載されてたって今日聞いて、それじゃあお目にかかれなかったはずだと思いましたがこの作品は堂々とダンサー仲間にお勧めできます。そんな矢先にこのイベントのお誘いが主催者から来て、作者の井上佐藤先生のトークイベントがあると聞いた瞬間「やる」と即答しました。よくよく考えると、まんまと藍ちゃんの策略にはまってたんじゃないか。


というわけで満杯の腐女子に囲まれてイベントが始まりました。というか、始まらなかった。10DANCEの原画が隣の部屋に展示されていて、眼福に預からんと皆様が長蛇の列を作られていたのでオープニングショーを始められなかったのです。そう。僕も並んで見たかった(T-T)

オープニングショーはラ・ラ・ランド。ボールルームダンスの華やかな世界をちょっと見ていただく。

ダンス体験コーナーでは皆さんに帝王のホールド、クカラチャを実践いただきました。皆さん上手(^-^)中には学生ダンスの経験者もいらしてビックリ。卒業以来やってないと言いつつぴったりフォローしてくれました。

お待ちかねの井上佐藤先生と編集様を交えたトークショー。井上佐藤先生のお姿はなんと言うんでしょう、サイケデリックがそのまま歩いてると思いました。あぁ、カッコイイ…お友達になりたい…

先生のお話される内容から非常にストイックな方だと思いました。イベント終了後に居ても立っても居られなかった僕は先生に駆け寄り握手をお願いしました。が、自分が美大生だったという話題をきっかけに先生もたくさんお話いただき、ついつい色々質問してしまいました。その中で1番衝撃を受けたのは、先生自身は運動経験は無いということ。んー、漫画家の中ではこれは普通なのかなあ。僕らダンサーからしてみたら知ってないと描けない内容の身体運動描写なわけ。もう一つ。ブラックプールに行かれたことは無いということ。2人がキスをする舞台裏の厚手のカーテン、あんなのどのビデオ見ても出てこない。そしたら想像で描いたと。僕はそこを知っている。この方の想像力は、無いものを作り出す想像力ではなく、実際こうだったら最高という理想を求める想像力なのだと思いました。ダンサーがそれぞれ追い求める究極のムーブメントやアクションと同じものを先生は見ている。建築家が求める構造の美しさや機能性を、同じ目線で見ているから見たことないパーツまで埋めることができる。これは絵を描くものにとって確かに必要な事で、例えばリンゴや花を描くときに、今見えていない裏側まで描くつもりでいなければいけない。絵を見た人間が絵の中にあるリンゴを手に取れるように描かなければいけない。その為には実際椅子から立って、裏を覗き込めばいいのだけど、人体の重心やビデオ映像に写っていない風景は想像では描ききれない。普通は。


あー、止まらない。続きは後日にしよう。

写真素材も手に入るかな。

とりあえずこの感激を忘れないように僕も一個描いてみた。

comments(4) | -

コメント

nanao様
お返事遅くなりすみません!
nanaoさんは会場にお越しいただいたのかな?
ブログへのコメント投稿ありがとうございます。
ツイッターでリアル10DANCEが盛り上がっていたという知らせは聞きました。
僕らもとても嬉しいです(T-T)
イラストへお褒めの言葉をいただき恐縮です・・・
これを機にリアルなダンスにやられる機会を増やしてくださいませ。
管理人 | 2017/10/02 10:58 PM
橋本啓子様
お返事遅くなりました!絵文字が文字化けしちゃってますが
気持ちは伝わっております(^_^;)
第2回があったらいらしていただけますように!
管理人 | 2017/10/02 10:51 PM
10DANCEから辿ってここまで来ました。本職のトップダンサーの方々がrealにこの世界を体現されていたことに驚き、それ以上に本池先生の画力に驚き!!10DANCEファンの方がこれを見たらすごく喜ぶと思います…って、ついコメントせずにはいられませんでした(^^;これからはrealなdanceの世界にも視野を広げてみたいです♪
nanao | 2017/09/26 5:35 AM
本池先生、こんにちは〜&#128522;&#10024;
先生の紹介で3刊購入させて頂き&#128517;
燃え〜( &#42154;&#65091; &#42154;)&#128149;ております
(&#3665;´ω`&#3665;)=◯)´ー`)
イベント行きたかったです〜&#128546;
橋本啓子 | 2017/09/25 7:39 AM

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