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「背すじをピン!と」デビュー

日記 2016.08.03 Wednesday PSJ

大人の皆様、週刊少年ジャンプ読んでますか?

大人になっても漫画を読む方はたいていコミックが出てから飛行機や移動のお供として、もしくは電子書籍で買われるのではないでしょうか。新しい漫画には手を出すきっかけもなかなかないかもしれませんね。そんなあなたに朗報です。

 

週間少年ジャンプ8月1日発売号で「背すじをピン!と」という競技ダンスをテーマにした大人気漫画のストーリー上かなり重要なシーンで、なぜか本池・武藤組の名前が枠の外に書かれています。

唐突ですね。

これまでも有名ダンサーが実際に振付したものを主人公達はこの漫画の中でこなしているのですよ。

まったく面白いことを考えるものです。

私どもが振り付けさせて頂きましたのは8小節のステップ。

主人公のつちや君とわたりちゃんカップルが満を持して競技会で踊る、その名も「つちわたブースト」


私は大学4年生の最後の全日本戦でクイックステップに出場しました。

各大学で1種目1組。当時僕とパートナー(マヨ様)はホーキンス&ヘーゼルの爆発的なクイックに触発されていて、彼らのフィガーをコピーしたり、マヨ様は当時まだ日本では流行ってなかったマーメイド型のストンとしたドレスをロンドンにいるヘーゼルから直接買ったりしていました。そのホーキンス組がこの全日本戦にデモンストレーションにやって来たのです。お昼の休憩時間だったかな?とにかく大興奮して、あのイメージのまま決勝で誰よりもカッコ良く踊ってやるんだ!同じチャールストンを同じ真ん中で踊って度肝抜いてやるんだ!なんて思ってた記憶があります。スピードが乗り過ぎて審査員の雅美先生にぶつかりそうになったのも覚えています。

自分達のクイックはピカイチだと思ってました。誰よりも華やかに踊っている自負がありました。

これで優勝できなかったら何かの間違いだくらいに思っていました。

フロアにいる時だけは主役は僕らだ!と思っていました。

なので土屋君の「ちょっとだけ勇気を出せば変われるんだ。わき役が主役になれるくらいには」というセリフにズキューンときました。結局この競技会では優勝できなかったけれども、その悔しさがいわゆるバネになってプロでもっと踊りたいという決定打になったわけです。身体能力が充分じゃなくたって二人の気持ちがひとつになれば主役になれるのがこのダンスの醍醐味です。

 


この依頼を頂いてから横田先生にはエグゼクティヴプロデューサーの小鳥さんを通してロンドンから見本動画と解説をお送りしましたが、あの動画からどうやったらあんなシーンが描けるのでしょう( ̄O ̄;) 元々大好きな漫画家さんではありましたが描写力と構成力にはただただ驚くばかりです。そして小鳥さんの、体を使った必死のサポートが思い浮かびます。

(↑これはスクリーンショットで動画じゃありません)

 

【以下、つちわたブーストをコピーしたい人へ。】
小鳥さんに送った解説をもうちょっと詳しく。


出だしはホイスクです。イメージとしては音を出す前にドラムがスティックでリズムを取る部分でやります。

ステップを説明すると、

S& PPからステップホップ

Q&Q シャッセ

QQQQ ラン4歩

(ここまでを「ザ・ロケット」と言います)

S& ジャンプ

S& ステップ

QQQQ ジグザグ

SQQ オープンナチュラル

SQ アウトサイドチェンジの前半

Q&QQ テレスピンの後半(QQが女性のヒールターン)

SSS ハイホバー。

・出だしから最後まで男女の顔の向きは同じです。

・基本的にクイックステップはホップやジャンプ以外、どんなに跳ねてるように見えても足先はフロアから離れないように踊ります。最後のハイホバーは例外です。女性は左足のひざを高く持ち上げています。この動画ではランの時に足が離れちゃってますがただの油断です(^_^;)

・PPからジャンプまではフレームは床に平行です。

【イメージ】

・まず誰も聞いていないようなスティックの拍子に全身全霊耳を傾ける。

・拍子は「1.2.1234」。最初の拍子「1.2」が鳴った瞬間女子の手を取り、次いで「12」で足を後ろにかけ大きく進行方向と逆に傾く。これがブーストの爆発力の源。

・「34」で進行方向へ勢い良く向き直りながら前足をステップする。

・音楽がなった時にはすでに最初のホップをしている。

・ホップもジャンプも高く飛び過ぎるとスピードを損なうので、高くより「遠く」。

・ちなみにホップは踏み込んだ足と同じ足で着地をし、ジャンプは踏み込んだ足と違う足で着地をします。

・ジグザグで進行方向と逆方向へ互いに顔を向けたり足を後ろにかけたりしていますがやはりスピードは落ちません。

・コーナーから初めて中央を突っ切り対角コーナー手前へ走り込んで行きます。

・ジグザグが終わるとフロアの端っこまで到達。

・オープンナチュラルから進行方向がLODに切り変わりフロアの端に沿ってテレスピン。

・ハイホバーは角にいる観客に向かってどうだ!という感じです。

 

 

【おまけ】

☆特報!

週刊少年ジャンプ連載中の競技ダンス漫画「背すじをピン!と」とコラボレーションしたダンス競技会、

『背すじをピン!と』カップ」が日本武道館にて開催されます!!

ダンスの聖地日本武道館で開催されるこのイベント、わりと誰でも参加可能な感じになっておりますので、下記詳細をご参照の上どしどしご参加下さい!!

 

〈イベント詳細〉

イベント名:「背すじをピン!と」カップ〜競技ダンスの舞台へようこそ〜
日程:2016年9月18日(日)
会場:日本武道館

 

◆出場について
出場資格:カップルの両方、もしくはどちらかがダンス歴3年以下
出場区分:「小学生〜高校生の部」/「大学生〜社会人の部」
セクション:スタンダード/ラテン
種目:スタンダード…ワルツ・タンゴ/ラテン…チャチャチャ・サンバ
カップル登録:不要
服装:自由
出場料:無料

 

◆審査について
審査方法 :各セクション、全出場カップル同時審査。決勝のみ(1ヒート&1ラウンド)の一発勝負。※2種目連続で踊ります
賞:「背すじをピン!と」大賞/ビューティフル賞/スマイル賞

 

-------------------

 

「カップルの両方、もしくはどちらかがダンス歴3年以下」・「カップル登録の必要無し」という出場条件のため、どのようなカップルが出場するのか、また誰が優勝に相当する「背すじをピン!と」大賞を手にするのか、全く予想が付かないワクワクドキドキの競技会です!

記念すべき第1回目「背すじをピン!と」大賞の栄冠に輝くのはあなたかも…!?

企画:ダンスマガジンAudrey
公認:NDCJ
主管:JCF
協力:集英社

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